- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
飯山線
概要 [編集]
路線のほとんどが谷沿いの山間部を通るため、主に夏季は大雨による土砂災害、冬季は大雪による雪崩や除雪作業等によりしばしば運休することがある。森宮野原駅は1945年(昭和20年)2月に駅における最高積雪量7m85cmを記録し、それを示す標柱が駅構内に建つ。ディーゼル車導入前の除雪は、キマロキ編成(機(キ)関車・マックレー車[1]・ロータリー車・機関車)、ロキキマロキ編成(ロータリー車・機関車・機関車・マックレー車・ロータリー車・機関車)という特殊編成によって行われた。
一時は廃止路線リスト候補に挙げられたこともある赤字ローカル線であるが、ピーク時の一定方向の輸送量が1時間あたり1000人を超すこと、冬季の代替道路未整備や、地元住民の利便性などにより廃線は免れている。
なお建設中の北陸新幹線が途中の飯山駅を経由するため、長野 - 飯山間で信越本線・飯山線と並行することになる。北陸新幹線開業後、信越本線長野 - 豊野間はしなの鉄道に経営が移管されることになったが[2]、飯山線豊野 - 飯山間は並行在来線の概念とは異なることからJR東日本が引き続き運行する。