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サル学の現在 立花隆
映画「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」、面白かったですね。超有名SF映画の続編というかエピソードゼロっつうかみたいな内容で一応「最後の猿の惑星」に被っていくのでオールドファンにも興味わく展開です。個人的にはティム・バートン版の「PLANET OF THE APES:: 猿の惑星」が黙殺されているようで残念な感じもありますが、横道にそれるのはこのへんにしましょうwww。
サル学は日本が世界をリードする珍しい自然科学なんだそうです。この言葉だけでも、生まれ変わったら、もっと勉強して「京大霊長類研究所」に入る決意を固めたのですが、実際、京大大学院生の嵐山のニホンザルのフィールドワーク密着取材からこの本は始まります。こんなに人間の近くで社会生活をおくるサルは世界的にもニホンザルだけのようで、日本はサル学をリードしてきたようです。なるほどNHKスペシャルなどのアフリカのボノボ研究でも日本の研究者が登場するわけだ。
そういえば外国人観光客ににもニホンザルは大人気のようです。
少し古い本ではありますが、ゴリラの同性愛や子殺しの問題など、猿の惑星の世界を実感させるサル学最前線の驚くべき逸話が満載。