祝ブラッド・ピット、松井秀喜握手記念


まさか、まさかのマネー・ボールの映画化。今朝のワイドショーを見て、びっくり。主演のブラピと松井秀喜がワールドプレミアで握手してるではないか!

この本は、松井秀喜が現在所属しているオークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー(GM)ビリー・ビーンのノンフィクション。ええええっ!ビリー・ビーンをブラピがやるんだ~。

内容はというと、弱小かつ超貧乏球団アスレティックスを米国有名大学出身で数学の専門家で、しかも野球マニヤ、地方在住のメジャーリーグの記録マニヤなどを集め、マイナーリーグや新人ドラフトで、他のどの球団も注目しないような選手を独自の評価指数で次々と獲得。アスレティックスが常勝軍団になっていく痛快ドキュメンタリー。今ではメジャーリーグの全球団に影響を与えている選手編成・評価手法で、レッドソックスなどが大いに活用していることでも有名です。

ちなみに、この評価手法に当てはめると、マリナーズのイチロー選手は、残念ながら並以下の選手と評価されてしまいます。

この本を文庫化される前に購入し、すぐに感化される私は、どうしても広島カープの球団フロントに転職して、貧乏・弱小チームを強くしたい!と勝手なことをかなり真剣に考えたものです。カープからすれば、迷惑な話です。
(2011月9月執筆)