米国企業のダイナミックな変化 アマゾン、時価総額でマイクロソフト抜く世界3位に



本日の日本経済新聞に
アマゾン、時価総額でマイクロソフト抜く世界3位に
といった記事が掲載されています。

マイクロソフトといえば、アメリカいや世界のIT革命の象徴といえる企業の一社で日本の尺度でみればまだまだそんなに創業の古い会社ではありまんよね。

アマゾンの時価総額は14日終値時点の概算で7020億ドル強(75兆円超)と、マイクロソフト(6990億ドル)を上回った。アマゾン株がこの1年で7割上げたのに対し、マイクロソフト株の上昇は4割どまり。今回の株安局面でもアマゾンは下げが小さく、逆転につながった。アマゾンの時価総額は2位のアルファベット(グーグル持ち株会社)の7440億ドル強にも迫りつつある。

創業者のビル・ゲイツ もアメリカンドリームの代表的存在で度々日本のマスコミにも紹介される存在です。

アマゾン創業者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は昨年、米ブルームバーグ通信の世界富豪ランキングでマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏を抜き、世界一になっている。

そのマイクロソフトですら、Amazonに抜き去られてしまう。これがアメリカなんですよね。やっぱり凄いダイナミズムです。

日本はどうかというと、
>勢いの差は顔ぶれの違いに明らかだ。トヨタ自動車、NTT、NTTドコモ――。日本の上位は今も昔もこの常連3社が占める。だが、日本トップのトヨタをもってしても、世界の時価総額ランキングでは40位程度の存在だ。

全然変わらないんですよね。いや本当、だめだ、こりゃ、と。

21世紀に躍進した世界企業はどこか。20世紀末と現在の比較で、日米独中の時価総額上位企業の顔ぶれ変化を眺めてみると、3つの点が浮き彫りになる。米国のダイナミズム、中国の勃興、そして日本の停滞だ。

全く、その通りなんですよね。この先の日本はどうなるんでしょうね。
ただ、日本円だけは何があっても買われるのが不思議。

個人的には、どこかで日本円の売りが始まる気がするんですけど、どうは思わない人が多いようですね。