小学館女性誌メディア月間UU数が1,500万に到達との発表がありましたが‥



>小学館の女性誌WEBメディアの月間UU数が総計1,500万に到達

とのことなんですが、なんかこうモヤモヤするというか。


いやいやそれ自体は素晴らしいとは思うんですよ、本当に。やっと出版社が雑誌ブランドを活用して、それなりに集客できる情報サイトができつつある訳で。
いやでもね、小学館ってほら、2016年に例の事件で閉鎖したMERRYもやってるわけじゃない。このグラフを見るとやっぱりMERRYが閉鎖さらた2016年12月にUU数が跳ねてて、きちんとユーザーを取り込んでいるわけ。

なのにMERRYを助けてしまう。
なんか戦略がチグハグというか、そもそもそんなものないというか。
もちろん想像はできるんですよ。全く別部署が別系統で降りてきた仕事を粛々とこなしているのは。

でも二番目、三番目のメディアなんて許さないデジタルメディアの現実を踏まえた戦略なんて全くないんですよね。これが出版社の限界かもね。

なんか煮えきらないというか、全部やっとけ!というか。

講談社の決算見てても同じようなことを思うわけで。なんか決算に戦略上のヒントがてんこ盛りなんだけど、選択と集中を爆速で進めることはない。あくまでも総花路線を維持しながら、ゆっくりとした変化でことを進めるみたいな。