志賀高原は最近ずっとガラガラ、スキー場は大丈夫なのか?

この週末、土曜日に野沢温泉スキー場、日曜日に志賀高原にスキーに行ってきました。

野沢温泉スキー場は今シーズン2度もシャトルバスを使わない駐車場が一杯で、他のスキー場に回避したほどで、完全に人気が復活感じ。




さて日曜日は志賀高原の熊の湯スキー場。モーグル専用バーンでジュニアの選手がトレーニングしており、そちらも見物しながら晴天の熊の湯ブルーも楽しめました。だがしかし、この数シーズンずっと感じていることですが、なんだが本当にゲレンデが空いていてガラガラ。滑る分には快適で素晴らしいのだけど、少し心配になってきます。







日本が誇る屈指のスキー場同士の野沢温泉スキー場と志賀高原のどこに差がでてきているのでしょうか?

両方のスキー場に行くとはっきりと感じられることがあります。

それは外国人の数の差です。

野沢温泉スキー場では本当にたくさんの外国人スキーヤーやスノーボーダーに会います。それがわりと近い位置にある志賀高原になると一気に外国人の数が減ってしまいます。高原に上がる前のかんばやしに外国人観光客にスノーモンキーが大人気の地獄谷野猿公苑があるにも関わらずです。

これだけの観光資源もあり長野オリンピックのアルペンスキーのメイン会場でもあった志賀高原が完全にインバウンド施策に失敗したのは間違いないでしょう。

例えば野沢温泉スキー場は村全体で外国人の受け入れに積極的です。

温泉とスキー場で有名な長野県野沢温泉村で、民宿や飲食店を経営する外国人が地域に活力をもたらしている。外国人の情報発信で海外からの旅行者が急増。冬場は飲食店の予約が取りにくいほどにぎわいが戻り、活況を背景に村へのU・Iターン者も増え始めた。江戸時代から続く自治組織には外国人も加入して清掃に汗を流すなど、村民と独自の共生モデルをつくっている。
こうした動きは志賀高原では聞いたことはありませんし、スキー場が閉鎖的な感じすらあります。

しかも近年、リフトの営業停止もあいつぎ、個性的なコースの改悪も続いており、外国人に限らず、古くからの志賀高原ファンのスキーヤーからも不満の声が聞きます。

白馬村もインバウンドには大成功しており、長野県の三大スキー場では志賀高原が一人負けなのかもしれません。

この先の志賀高原の行く末が心配です。