官邸VS財務省 


過去、財務省(大蔵省)がこれ程あからさまに時の内閣に反逆したことがあっただろうか?

つか、いつもこんだけ素直に出せばいいのに。


これだけだしたということは、もうこの内閣は支えないぞ!ということだろう。財務省は退路を断ったわけで(財務省もただではすまさせない)、現政権が維持できるのたろうか?

おそらくこれ程、佐川の忖度は無茶苦茶で、その結果の国税庁長官になった人事に財務省は嫌悪感を感じたのではないか?
 こちらは、昨年の6月の記事だけど、

>官邸が強い人事権を握ることで政策や改革が進みやすくなった半面、締め付けられた官僚が過度に政権を「そんたく」したり、不満を抱いたりして政官の関係がきしむ恐れもある。

やはり官邸に対して最大限に忖度した代表選手が佐川元理財局長で、結果、官邸に国税庁長官にしてもらったわけで....。
確かに内閣人事局前の財務省なら佐川は国税庁長官にはなってなかったろうなあ.....。しかも部下のノンキャリが自殺までしたわけで....

昭恵夫人はやばいやばいとは思ってたが、財務省もこれ以上面倒見きれんと。

今回の事案は財務省なりの自浄作用だと思いたい。

お隣の大国もそうだけど、どんな人であっても最高権力者が長く居座ると必ず周りの事務方がおかしくなるので、やはり任期は必要かつ不可欠なものなんだろなあ。
官であっても民であってもね。

つか政党も自浄作用を発揮しなきゃなあ。
なんでも先読みする市場はというと
アベノミクスのエグジットでアベグジットだそうな。
マーケットが安倍退陣を織り込み始めた。