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日米当局から同時に
>米国のイエレン財務長官は19日、日本が再び円買い介入を行った場合、理解を示すかと記者に問われ、「我々は通常、こうした介入について日本側と意思疎通を図り、為替相場の水準に影響を与えようとするのではなく、過度な変動をならす必要性を総じて理解している」と発言
>財務省の神田真人財務官は20日、省内で記者団に、円安について「あらゆる手段」を排除せず、適切に対応していく考えを改めて示しました。この言い回しはこれまでのけん制発言と同じですが、米国の通貨当局と緊密に意思疎通を図っていることを明らかにし、米当局との意思疎通を通じて「過度な変動が好ましくないとの認識を共有している」
の発言があってから、あざ笑うように、この1年間の中でもかなりボラティリティが低い状態続くドル円相場。本当は水準を測ってるだけなのに苦しい財務省。だいたい保有しているドルを使って為替相場のトレンドに立ち向かうのには無理がありすぎる。何より日銀が緩和政策を止めないんだから、炎に向かってガソリン撒き散らしながら、ちょろちょろ蛇口から水道水をかけている状態。
このグラフをよく見るとボラティリティが大きくなっているのは間違いなく円高に向かっている時。これって口先や実弾の介入時が多く、財務省がボラティリティを大きくしてるとも言える。財務省は円高方面についての過度な変動は好ましいんだ(笑)...。やっぱり水準じゃんw
さて、ある水準(152円という噂)になったら実弾介入するだろうから、ここがドルポジションを少し増やすタイミングかな、と思ってる。でもこう思ってる人は結構多いと思う。というのもだいたい投資の現場で自分がここって思ってると同じこと考えてる人がたくさんいるのがいつもパターン。
もたもたしてるとあっという間に戻っちゃうのが相場。そこが難しい。